Q.犬は歯が生え替わると聞きましたが､馬はどうでしょうか｡また､あるとしたらﾚｰｽに影響するのでしょうか｡
A.馬の歯は､牡馬が40本､牝馬が36本ですべてが生え替わります｡一般的に｢歯替り｣と呼ばれており､明け3歳になってから頻繁にみられるようです｡普通は全く気にしないでﾚｰｽ等にも影響しない馬がほとんどですが､噛み合わせがうまくいかなくて､食欲やﾊﾐ受けに支障があり体調面にも関わる馬には治療によって矯正する場合もあります｡

Q.競走馬の時速ってどのくらいですか｡
A.最高時のｽﾋﾟｰﾄﾞはおおよそ60〜70km/hといわれています｡最も速く走れるﾁｰﾀｰ(100〜120km/h)からすれば､かなり劣るように感じますが､馬(ｻﾗﾌﾞﾚｯﾄﾞ)には､他の動物に比してすぐれた持久力があり､総合的には最も優秀なﾗﾝﾅｰであるといえるでしょう｡

Q.競走馬の馬名をつけるときにはどのような基準があるのでしょうか｡また､ときどき見かけるのですが､ なぜ昔走っていた馬と同じ馬名の馬が走っているのでしょうか｡
A.馬名の登録には数々の基準､審査があり､その主なものとして
(1)有名な馬名(G1優勝馬や国際的に保護された馬名等)
(2)10字以上の馬名
(3)馬名として不適当またはふさわしくないものなどは､受け入れられません｡
また同じく基準によって､昔走っていた馬と同じ馬名が認められる場合は､一度抹消されてから5年以上経過していることによります｡

Q.競走馬は何歳までﾚｰｽに出られるのですか｡ﾃﾚﾋﾞｹﾞｰﾑでは9歳だともう出られないのですが…｡
A.中央競馬においては特に年齢による出走制限はありません｡最近ではﾐｽﾀｰﾄｳｼﾞﾝ号が14歳(平成11年現在)での出走がありますが､大多数の競走馬は9歳までには現役を退いているようです｡